米チェサピークCEO:アジアで投資家を開拓

天然ガス生産で米2位、チェサピー ク・エナジーのオーブリー・マクレンドン最高経営責任者(CEO)は ソウルやニューデリーなどで投資家を開拓している。供給過剰により米 国産天然ガスは中東産より85%割安になっており、ガスの保有を望む投 資家を探している。

マクレンドンCEOは先月、14日間にわたってアジアを回り、電力 会社や国営エネルギー企業の幹部らと会談した。同社の純負債は103億 ドル(約8500億円)とエクソンモービルの2倍以上に上り、ガスは100 万BTU(英国熱量単位)当たり2.23ドルと、10年ぶりの安値近辺で取 引されている。これらの要因により同社の株価は過去1年間に25%下落 している。この現状に、アジア企業の幹部らが動揺することはなかった と、同CEOは言う。

マクレンドンCEO(52)はチェサピークの本社があるオクラホマ シティーでインタビューに応じ「現時点で当社を保有している投資家ら は、ガス価格が4ドルを上回るとは予想していない」と指摘。「当社 は、ガス価格が決して10ドルを下回ることはないと考えている地域の投 資家らに保有されることを望んでいる」と述べた。

マクレンドンCEOは、アパラチア地方やロッキー山脈などガスが 潤沢に埋蔵されている岩石層でのリース権獲得のために投じた先行投資 について、国外の買い手が割安で豊富なガスの世界最大の市場である米 国に集まってきているため、採算が取れるとの見通しを示した。

マクレンドンCEOはエネルギー会社が米本土48州の港湾で初のガ ス輸出拠点を建設し、同社の投資家が米国産ガスを価格のより高いアジ ア市場に輸出できるようになると期待している。同CEOは1989年、共 同でチェサピークを創業した。

エクソンモービルのレックス・ティラーソンCEOも4日前、アナ リストらに対し、北米が輸出市場を開拓するようになるのは「間違いな い」と述べ、それまでの懐疑的な見方を転換している。

原題:Chesapeake CEO Courts Asians for $100 Billion Resource: Energy(抜粋)

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