今週の米指標:小売売上高は1.1%増加か-自動車需要拡大で

米国の2月の小売売上高は、2008年 以来の高水準を記録した自動車販売に支えられ、5カ月ぶりの大幅な増 加となるとエコノミストらはみている。

米商務省が13日発表する2月の小売売上高は、ブルームバーグ・ニ ュースがまとめたエコノミスト67人の予想中央値で前月比1.1%増の見 込み。1月は同0.4%増だった。また、2月の鉱工業生産指数は上昇 し、エネルギー・食品を除くコアの消費者物価指数(CPI)は前月か ら横ばいが予想されている。

RBSセキュリティーズの米国担当エコノミスト、オメイア・シャ リフ氏は「2月の小売売上高はかなり強い数字となる可能性がある」と 指摘。「雇用の伸びの改善が寄与している」とした上で、米連邦準備制 度理事会(FRB)当局者は新たな行動に出るよりも、実績の評価を行 うだろうと述べた。

小売売上高の動きは、消費者心理と連動しているようだ。16日発表 の3月のロイター・ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は75.6 と、1年ぶり高水準が予想されている。

消費者物価指数、鉱工業生産指数

最近の原油と燃料価格の上昇は、労働省が16日発表する2月の消費 者物価指数に反映されているようだ。ブルームバーグがまとめたエコノ ミスト66人の予想中央値では前月比0.4%上昇となり、昨年4月以来の 高い伸びを記録すると見込まれている。

製造業は引き続き景気拡大を支えた見込みだ。FRBが同じく16日 に発表する2月の鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産を対 象)は前月比で0.4%上昇したと予想される。1月は前月からほぼ変わ らなかった。

製造業の伸びは3月も続いたようだ。ニューヨーク連銀とフィラデ ルフィア連銀がそれぞれ15日に発表する同地区の製造業景況指数はいず れも景況の拡大が示されると見込まれている。

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原題:Retail Sales Probably Rose on Autos, Fuel: U.S. Economy Preview(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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