中国株(終了):上昇、国内のインフレ鈍化を好感-資源関連株が高い

中国株式相場は上昇。国内の経済指 標でインフレ鈍化とともに工業生産と小売売上高の減少が示されたこと から、中国当局が景気刺激策を発動するとの観測が高まった。

産銅会社の江西銅業(600362 CH)や石炭生産の中国神華能源 (601088 CH)を中心に資源関連銘柄が高い。ギリシャ債務交換完了を 受けて金属や原油相場が上昇したことが好感された。

港湾建設で中国最大手の中国交通建設(601800 CH)は、上場初日 の取引で公開価格比23.3%上昇。酒類メーカーの新疆伊力特実業 (600197 CH)は2009年7月以来の大幅高となった。同社株について中 国の招商証券が買い推奨したことが手掛かり。ピックアップトラックを 製造する長城汽車(601633 CH)も上げた。

上海坤陽投資管理の戴明ファンドマネジャーは「経済指標が弱けれ ば弱いほど、景気の押し上げに当局が銀行の預金準備率引き下げなどの 政策手段を使うとの期待が高まる」と述べた上で、「インフレ鈍化は当 局に政策の変更余地をより多く与える」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は前日比19.19ポイント(0.8%)高の2439.46で終了。上 海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は1.1%高の2664.30で 引けた。

原題:China’s Stocks Advance, Trimming Weekly Loss, as Inflation Eases(抜粋)

--取材協力:Jasmine Wang.

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