富士通:LSI事業、10-12月期に黒字化の見込み-五輪需要などで

富士通は半導体のシステムLSI (大規模集積回路)事業が10-12月期以降に黒字化すると見ている。 7-8月のロンドンオリンピックなどに伴い、LSIを搭載したデジタ ル家電やスマートフォン(多機能携帯電話)の需要増が見込めるため。

同事業を手掛ける全額出資子会社富士通セミコンダクターの渡部 潔・執行役員常務が9日、ブルームバーグ・ニュースのインタビューで 語った。同氏はLSI事業について、円高などに押され7-9月期まで は「厳しい状況が続く」が、その後はロンドン五輪や11月の米大統領 選などのイベントによる需要の盛り上がりが期待できる、とした。

富士通セミコン広報の斎藤信氏によると、今期(2012年3月期) の同社営業損益は約100億円の赤字の見通し。前期は逆に100億円の黒 字だった。

富士通のシステムLSI事業をめぐっては、2月に日本経済新聞が ルネサスエレクトロニクスやパナソニックと事業を統合する方向で協議 を開始したと報道。この点について渡部氏は明言を避けた。

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