ブラジル:金利先物の利回りが急低下-予想上回る利下げ幅で

8日のブラジル市場で、金利先物の 利回りが急低下した。同国中央銀行が予想を上回る幅の利下げを決めた ことから、政策金利の引き下げペースが加速するとの観測が広がった。

銀行間預金金利先物の2013年1月限の利回りは24ベーシスポイント (1bp=0.01%)低下の8.67%。1日の下落幅としては昨年9月以来 の大きさとなった。

ブラジル中銀は7日の金融政策委員会で、政策金利を0.75ポイント 引き下げて9.75%とした。ブルームバーグが実施したエコノミスト62人 を対象とする調査では、59人が0.5ポイントの利下げを予想していた。 同中銀は前回までは4会合連続で政策金利を0.5ポイント引き下げたも のの、同日発表された1月の鉱工業生産がこの3年余りで最大の落ち込 みとなったことから、より大きな幅の利下げを決めた。

バンコ・ウェストLBのチーフストラテジスト、ルシアノ・ロスタ ーニョ氏は電話取材で、「予想外だったが、鉱工業生産が落ち込んだこ とから、0.5ポイントを上回る利下げの可能性を誰も完全には排除して いなかった」と指摘。「市場は0.75ポイントの追加利下げを織り込み始 めるだろう」と述べた。

欧州債務危機が深刻化する中、ブラジル中銀は昨年8月、20カ国・ 地域(G20)でトルコに次ぐ2番目に利下げに踏み切った。7日の金融 政策委員会では、7人の委員のうち2人が0.5ポイントの利下げを主張 した。委員会の意見が分かれたのは、2人の委員が据え置きを主張した 8月の会合以来。

原題:Brazil Futures Yields Plunge on Bigger-Than-Forecast Rate Cut(抜粋)

--取材協力:Christine Jenkins、Helder Marinho、Josue Leonel.

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