ギリシャ新発債の利回り、最大20%も-モルガンS

史上最大の国家債務再編に伴 う「深刻なリスク」を背景に、ギリシャの新発債利回りは最大 で20%に達する可能性があると、米モルガン・スタンレーは指 摘した。

事情に詳しい関係者が匿名で語ったところによると、発行 前取引で期間11年の新発債利回りは22%に達している。モル ガン・スタンレーが8日まとめたリポートによると、新発債利 回りは「中期的」には約13-17%になる可能性がある。ギリシ ャは総選挙を控えており、救済条件や債務削減プログラムの達 成を目指すことが背景という。

銀行関係者によると、民間の国債保有者の新発債への債務 交換の参加率は約85%だった。参加率は9日中に発表される予 定。

債務交換はまだ完了していないが、現時点でギリシャ新発 債をいわゆるグレーマーケットで取引することは投資家にとっ て魅力的ではないかと、グリーチャーの金利取引担当マネジン グディレクター、ラス・サート氏(ニューヨーク在勤)はみて いる。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の決済が 行われないとの懸念などで投資家は保有資産のヘッジを図る手 段を模索している。

サート氏は8日の電話取材で、「現在の流通市場では国債を 積極的に売ろうとする動きがある。投資家はCDS市場で十分 な保証が得られると感じておらず、ヘッジを進めている」と述 べた。

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