ドイツ連銀総裁を批判、ECB総裁宛書簡の公開で-元理事

欧州中央銀行(ECB)の元理事、 ロレンツォ・ビニスマギ氏は8日、ドイツ連邦銀行(中央銀行)のバイ トマン総裁がドラギECB総裁に宛てた書簡が公表されたことについ て、バイトマン総裁の信頼「低下」につながる可能性があると批判し た。

ビニスマギ氏はミラノでブルームバーグテレビジョンとのインタビ ューに応じ、「こうしたやりとりを公にしたのは間違いだ」と述べ、 「意見の相違を公表することは結局、自らの信用を傷つけることにな る。こうした状況は過去にもあった」と論じた。

バイトマン総裁はドラギ総裁に宛てた書簡で、3年物資金供給や受 け入れ担保の枠組み変更に言及し、ECBとユーロ導入国の中央銀行に よって構成されるユーロシステムのバランスシート拡大に伴う根本的な リスクを警告した。ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ (FAZ)が先週報じた。独連銀とECBは書簡の内容を確認していな い。

ビニスマギ氏は、ECB政策委員会のメンバーは「いかなる国も代 表しておらず、出身国や出身機関の圧力から守られ、ユーロ圏の利益に 基づいて判断を下さなければならない」と語った。

独連銀の報道官からのコメントは今のところ得られていない。

原題:Bini Smaghi Suggests Weidmann Letter May Hurt Credibility (1) (抜粋)

--取材協力:Elisa Martinuzzi、Flavia Rotondi.

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