ギリシャ国債のCDS取引額が減少、過去最低-債務交換期限控え

米決済機関のデポジトリー・トラス ト・アンド・クリアリング(DTCC)によると、ギリシャ国債を保証 するクレジット・デフォルトスワップ(CDS)の想定元本残高は31 億6000万ドル(約2570億円)と、過去最低の水準にある。ギリシャの債 務交換の締め切りが現地時間8日夜に迫っている。

DTCCによれば、ギリシャ債CDSの残高は昨年の時点では56億 ドル相当だった。CMAのデータによると、ギリシャ国債の保証コスト は5年以内のデフォルト(債務不履行)の確率97%を示唆する水準とな っている。2008年の米証券大手リーマン・ブラザーズ・ホールディング スが破綻した際には約52億ドル相当がCDS決済の対象となった。

クレディ・アグリコルのストラテジスト、ハープリート・パーハー 氏は、ギリシャ債CDSを安く購入した投資家は、信用事由が発生する かどうかの可能性やオークションによる決済というリスクを冒すよりも 現時点で利益を確保することを望んでいるかもしれないと指摘した。国 際スワップデリバティブ協会(ISDA)の規則に基づくと、ギリシャ が集団行動条項(CAC)を発動し、国債交換を拒む投資家に参加を強 制した場合は、CDSの決済が起こることになる。

原題:Greek Default Swap Volumes at Record Low Before Bond Exchange (抜粋)

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