欧州のソブリン債・社債保証コストが低下-債務交換期限控え

8日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場で、欧州のソブリン債と社債を保証するコスト が低下した。ギリシャの債務交換が完了へと向かいつつあることから、 リスク意識が後退した。

JPモルガン・チェースによると、西欧の国債15銘柄のCDSスプ レッドから成るマークイットiTraxx・SovX西欧指数はロンド ン時間午前10時20分(日本時間午後7時20分)現在、5ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)低下の349bp。

主に高リスク・高利回りの50銘柄で構成するマークイットiTra xxクロスオーバー指数のスプレッドは12bp下げ576bp。スプレッ ド低下は信用の質をめぐる認識の改善を示している。

ギリシャの債務交換提案に対して、対象総額の約60%相当の国債を 保有する投資家がこれまでに参加の意向を表明した。提案の対象は民間 投資家が保有する2060億ユーロ相当のギリシャ債。元本の53.5%を減免 する交換によって、欧州を揺るがし続ける債務危機の流れを変えること が目的だ。

投資適格級の欧州企業125社で構成するマークイットiTraxx 欧州指数のスプレッドは3bp低下し132.5bp。欧州の銀行・保険25 社の優先債に連動するマークイットiTraxx金融指数は4bp下げ て211bp、劣後債の指数は8bp低下の350.5bpとなった。

原題:Sovereign, Corporate Bond Risk Falls Before Greek Debt Exchange (抜粋)

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