ブラジルの富豪ら:南国の楽園、自然保護区で不法に豪邸建設

ブラジルの大西洋沖に浮かぶ、きら めくエメラルドグリーンの海に囲まれたカバラ島は、巨大な岩が生い茂 る木々に縁取られ、南国の楽園のように見える。この島を、中南米最大 の自動車レンタル会社の創業者である資産家、アントニオ・クラウディ オ・レセンデ氏が不法に豪邸を建設している。

リオデジャネイロ州環境局によると、レセンデ氏は2006年から野生 のアナナスの花が生育する原生林のジャングルを伐採し、1752平方メー トルの豪邸を建設した。一部は地下に建設され、生い茂る森に囲まれた この豪邸は航空機に乗り上空からしか見ることができない。

ブラジル連邦裁判所の判事はレセンデ氏が、自然保護区の土地を占 有しても良いが、大規模な家屋を建設してはならないという規則に違反 したとの判断を下した。同氏は民事・刑事両面で4年以上にわたって裁 判中で、家屋の撤去と退去を命じる裁判所命令に対して異議を申し立て ている。ブルームバーグ・マーケッツ誌4月号が報じている。

リオデジャネイロ州環境技術研究所の11年8月のリポートによる と、ブラジルの最も風光明媚(めいび)な土地の一部では、多くの資産 家が連邦と州の環境保護規制に違反して住宅を建設し、休暇を過ごして いる。

検察当局によると、映画監督のブルーノ・バレット氏はパラティ湾 にあるピコ島の保護区を破壊した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE