米FRBの不胎化QE、短期金利の上昇招く恐れ-RBC

米連邦準備制度理事会(FRB)が インフレを抑制しながら景気を刺激する新たなプログラムを検討中だと 報じられたことについて、RBCキャピタル・マーケッツの米金利戦略 責任者マイケル・クロハティ氏は、短期金利押し上げにつながると警告 した。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が情報源を明らか にせずに報じたところでは、FRBは長期の不動産ローン債や国債を買 い入れる一方、短期・低金利のリバースレポ(買い戻し条件付き売りオ ペ)を同時に実施し、供給した資金の利用を事実上制限するプログラム を検討している。金融システムから過剰流動性を取り除き、インフレを 阻止する手法を導入することで、FRBのこれまでの景気支援策に対す る批判が抑えられると同紙は指摘している。

クロハティ氏はインタビューで、FRBが維持している低金利の恩 恵の多くを相殺することになりかねないと分析。「この政策を実行すれ ば、かなり大きなゆがみが生じ、FRBが望まない幾つもの問題が発生 するだろう。利益よりも害の方が大きいのではないか」と語った。

同氏は7日の顧客向けリポートで、将来の資産購入を不胎化するこ の動きについて、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標0 -0.25%を上回る最大0.27%の水準までレポ金利を押し上げるとの見通 しを示した。

原題:Fed Debt-Buy Approach May Hurt Not Help, RBC’s Cloherty Says(抜粋)

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