ブルームバーグ消費者信頼感指数、約4年ぶり高水準に改善

米国の消費者信頼感指数は先週、約 4年ぶりの高水準に改善した。家計に対する見方が上向いたことに加 え、消費に適した時期との回答が増えた。

8日に発表された4日終了週のブルームバーグ消費者信頼感指数は マイナス36.7と、2008年4月以来の高水準に改善した。前週はマイナ ス38.8だった。同指数は4週連続でマイナス40を上回った。マイナス40 はリセッション(景気後退)およびその直後の時期の水準。

調査では5週連続で、回答者の半数が家計の状況について前向きな 見方を示した。株式相場の回復に加え、雇用と賃金の伸びの加速が消費 者心理を支えた。ただ、世帯収入が5万ドル(約410万円)未満の層で は、ガソリン価格の上昇による影響の拡大が指摘された。

ブルームバーグ・エル・ピー(ニューヨーク)のシニアエコノミス ト、ジョゼフ・ブラスエラス氏は「家計に関する消費者信頼感は大幅に 改善しており、最近のガソリン価格の上昇はほとんど材料になっていな い」と指摘。ただ、「消費者心理は依然として過去のレンジの下限にと どまっている」とし、低所得者層は「明らかに燃料価格の上昇による圧 迫を感じている」と述べた。

消費者信頼感指数を構成する3つの項目別指数は全てが改善。家計 の指数はプラス0.3(前週マイナス0.5)と、過去4週間で3回目のプラ ス水準となった。消費環境の指数はマイナス40.4(前週マイナス43.4) となり、調査回答者の約30%が消費に適した時期だと答え、2009年12月 以来の高水準に達した。景況感の指数はマイナス70(前週マイナ ス72.4)で、昨年2月以来の高水準に改善した。

ブルームバーグ消費者信頼感指数は、無作為に抽出した18歳以上の 消費者1000人のうち、毎週250人を対象に実施する電話聞き取り調査を 基に算出される。指数の範囲はマイナス100からプラス100。誤差率はプ ラス・マイナス3ポイント。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE