テンプルトンのモビアス氏:新興市場株に「大きな上昇余地」

新興国・地域の経済成長率は先進国 の6倍余りとなる見通しで、新興市場株には「極めて大きな上昇余地」 がある。資産運用会社テンプルトン・エマージング・マーケッツ・グル ープのマーク・モビアス氏が指摘した。

同氏は7日、ドバイでの会議で「新興市場には極めて大きな上昇余 地があり、経済成長がその理由だ」と指摘。新興国・地域では今 年、5.4%の成長率が見込まれる一方、先進国は0.8%の見通しにとどま っていると述べた。

巨額の外貨準備と、国内総生産(GDP)に対する債務比率の低 下、インフレ鈍化も新興市場のパフォーマンスに貢献するだろうと付け 加えた。MSCI新興市場指数は今年に入り13%上昇。ダウ工業株30種 平均の年初来上昇率は 4.4%、ストックス欧州600指数は6%高にとど まっている。

モビアス氏は同社のポートフォリオの2つのテーマについて、「1 つは消費者だ。たくさんの消費者が存在していることから、新興市場の 消費銘柄を選好している。もう1つは商品。長期的視点から、商品価格 の上昇トレンドは続くと見込まれることが背景だ」と説明した。

原題:Mobius Sees ‘Tremendous Upside’ for Emerging-Market Equities (1) (抜粋)

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