米陸軍兵士の自殺率、民間人上回る-件数、過去5年で80%急増

米陸軍の自殺者数が過去5年間 に80%増加し、同じ条件の民間人の自殺率を上回ったことが、調査で明 らかになった。イラクとアフガニスタンへの大規模な配備が背景にあ る。

医学誌「インジュリー・プリベンション」に7日掲載されたリポー トによると、2008年に発生した自殺のうち約40%がこれらの国々への配 属に関連していた可能性がある。米国が配備を開始したのは03年。08年 に現役兵士の自殺率が同様の年齢・性別の民間人を上回ったと推計され る。

兵士や退役軍人、家族の健康増進に重点を置く米陸軍公衆衛生統括 本部は文書で増加について、「米陸軍の記録上、過去30年間で類を見な い」と指摘した。陸軍の医療組織が調査を実施した。

リポートによると、08年に発生した自殺の最大50%が軍役に関連し ていた可能性がある。自殺者のうち18-24歳の兵士が45%を、階級の低 い兵士が54%を占めた。約3分の2が実戦に加わった経験があった。

--取材協力:Tony Capaccio.

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