中国人労働者、シリアから退避-中国政府は「安全面」を懸念

中国政府は自国労働者のほとんどを シリアから退避させた。アサド大統領を支持する兵士らが首都ダマスカ ス近郊で反体制派に攻撃を加えているとして、労働者らの安全確保を理 由に挙げた。

中国の陳徳銘商務相は北京で7日、記者団に対し「労働者の安全を 確保する必要性から、まず国外退避させた」としたうえで、「状況が安 定すれば戻ることができる」と説明。帰国させた労働者の人数は明らか にしなかった。

国連のヴァレリー・エイモス緊急援助調整官は、シリア国内の暴力 停止を目指す国際的取り組みの一環として、7日から2日間の予定でダ マスカスを訪問。国連の試算によればこれまでに7500人以上が犠牲とな っている。国連で拒否権を発動したロシアと中国に対し、米国はアサド 大統領への支持を取り下げるよう説得を試みてきた。アサド大統領はこ れまで1年にわたり反体制派の弾圧を続けている。

原題:China Says It Withdrew Most Workers From Syria Citing Safety (抜粋)

--取材協力:Emre Peker.

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