スイス中銀:理事会の不適切な行動はない-KPMGが調査

スイス国立銀行(SNB)は7日、 会計監査会社KPMGが行った内部調査の結果、代理委員含めて理事会 メンバー全員の活動について、いずれも内部規定に従った内容だったと 発表した。調査は2011年まで3年間が対象とされた。

SNBは声明を発表し、「調査では拡大理事会メンバーが行った金 融取引のうち規定違反を示唆するような活動は一つも特定されなかっ た」と説明した。KPMGは拡大理事会メンバーのうちヨルダン暫定総 裁とトーマス・モーザー代理委員、デューイット・モーザー代理委員の 調査では懸念する点はまったく見つからなかったが、ダンティン理事と ウィードマン代理委員については2件の取引で「入念な分析」を行っ た。

SNBの審議会は、「どのような内容であれ不正行為があったと非 難を受けるようなことがあってはならない」と述べ、情報面での「優位 性を利用したことはない」と説明した。

ヒルデブランド前総裁は1月9日、自身の妻が昨年行った為替取引 が波紋を呼んだことを受けて辞任した。

SNBは1月、KPMGに2011年まで3年間のすべての取引を調査 するよう依頼。調査ではヒルデブランド氏に不適切な行為は認められな かったが、同氏の妻が昨年8月に外国為替市場で50万4000ドル超を購入 したことが分かり、調査で「慎重な対応が求められる」とした。

原題:SNB Bank Council Says Entire Board Has Been Cleared in Probe (1)

--取材協力:Leigh Baldwin.

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