米企業、景況感改善で雇用の上向き見込む-CFO四半期調査

米国では景況感が高まる中で、企業 が雇用を増やす準備を整えつつある。企業の最高財務責任者(CFO) を対象とした四半期調査で分かった。

米デューク大学とCFOマガジンが7日発表した1-3月の調査結 果によれば、米景気に対する楽観的な見方を示す指数は59.2と、昨年10 -12月の53.3から上昇した。向こう1年間の雇用は2.1%増加するとの 見通しで、伸びは2006年半ば以降で最大となった。

調査責任者であるデューク大フュークワ・スクール・オブ・ビジネ スのジョン・グレアム教授はインタビューで、「リセッション(景気後 退)が始まって以降で初めて、米経済に関する良いニュースが出てき た」とし、「雇用の上向き-まさにこれこそ待ち望まれていたことだ」 と続けた。

雇用の2.1%増加は、政府機関を除いた民間雇用が232万人増えるこ とを意味する。今後1年間で考えた場合、1カ月当たり約19万3000人増 加することになる。11年は民間雇用は209万人増だった。

ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査によれば、労働省が 9日発表する2月の雇用統計では、民間部門の雇用者数は22万5000人増 が予想されている。

グレアム教授は今回の調査で示された雇用の予想増加率について、 人口増を吸収し失業率の安定を維持するのに必要な水準の約2倍だと説 明。よって、来年のこの時期までには失業率は7.5%にまで低下する可 能性があるとの見方を示した。

教授は「なお高い水準だが、素晴らしい進展だ」と述べた。

原題:Finance Chiefs See Pickup in U.S. Hiring as Confidence Improves

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