米労働生産性:第4四半期は伸びが鈍化、労働コスト上昇傾向

昨年第4四半期(10-12月)の米労 働生産性は、前期比で伸びが鈍化した。一方で労働コストは上昇傾向が 続いており、既存の人員で効率性を生み出そうとする取り組みは限界に 近づきつつあることが示唆された。

米労働省が発表した第4四半期の非農業部門労働生産性指数(確定 値)は前期比で年率0.9%上昇した。ブルームバーグがまとめたエコノ ミスト予想の中央値は0.8%上昇。速報値は0.7%上昇だった。第3四半 期(7-9月)は1.8%上昇。

一方、第4四半期の単位労働コスト指数(単位当たりの生産に要す る労働コスト)は2.8%上昇と、速報値(1.2%上昇)の2倍以上に上方 修正された。

ソシエテ・ジェネラルの米国担当シニアエコノミスト、ブライア ン・ジョーンズ氏は、生産性の鈍化は「生産を増やす唯一の方法は雇用 を増やすこと」だということを意味していると指摘。「労働市場にとっ てはポジティブだ」とした上で、「利幅は若干圧迫されるだろう」と付 け加えた。

労働生産性指数は、2011年通年では0.4%上昇と、伸びは1995年以 降で最も小幅にとどまった。単位労働コスト指数は2%上昇し、08年以 来の大幅な伸びとなった。

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原題:Worker Productivity in U.S. Cools as Labor Expenses Jump (2)

--取材協力:Chris Middleton.

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