1月ドイツ製造業受注:前月比2.7%低下、予想外-外需減響く

ドイツでは1月の製造業受注が事前 予想に反して減少した。外需の減退が響いた。

独経済技術省が7日発表した1月の製造業新規受注指数(季節調整 済み)は前月比2.7%低下。昨年12月は同1.6%上昇(改定前=1.7%上 昇)だった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト37人の 調査では中央値で0.6%上昇が見込まれていた。1月の指数は前年同月 比では営業日数調整済みで4.9%低下した。

債務危機の影響でユーロ圏全体の需要が落ち込む中、ドイツ経済は 昨年10-12月(第4四半期)にマイナス成長となった。ただ、第2次ギ リシャ救済の承認や欧州中央銀行(ECB)の過去最大の資金供給を受 け、ソブリン債利回りは低下して株式相場が上昇したことから、消費者 信頼感と企業景況感は2月にともに大きく改善した。

INGグループのシニアエコノミスト、カルステン・ブルゼスキ氏 (ブリュッセル在勤)は、「危機がついにドイツに到達したが、他のユ ーロ圏諸国とは異なり、影響は一時的だ」と述べ、「健全な国内経済と 輸出多様化を原動力にドイツの鉱工業セクターは引き続き堅調だ。リセ ッション(景気後退)はあり得ない」と続けた。

発表によると、ユーロ圏外からの受注は8.6%落ち込んだ。昨年12 月は12.1%の急増だった。ユーロ圏諸国からは0.4%減、前月は6.5%減 少。国内は0.9%増えた。

原題:German Factory Orders Unexpectedly Fell in January on Exports (抜粋)

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