グーグル:割安な風力頼み鮮明-エネルギー投資は太陽光中心

米グーグルが、温室効果ガスの排出 削減に向け風力発電関連の購入を増やしている。同社の再生可能エネル ギー投資の大半が太陽光に絡んだ事業向けとなっているにもかかわらず だ。高いリターンを求めながらも、コスト抑制を狙った取引を進めてい る。

ブルームバーグ・ビジネスウィーク・ドット・コムが6日報じたと ころによれば、グーグルが昨年消費したエネルギーの30%は再生可能資 源からのもの。その割合は前年の19%から増えたが、実質的に全て風力 発電に頼っている。ただ、同社の再生可能エネルギー事業投資9億1700 万ドル(約740億円)のうち、約3分の2の6億2200万ドルがソーラー 関連だ。

ブルームバーグのデータによれば、風力発電は太陽光エネルギーよ り少なくとも50%割安だ。これが、ウェブサイト検索用のデータセンタ ー運営などで年226万メガワット時の電力を消費するグーグルが風力発 電を好む理由を説明している。

ブルームバーグ・ニューエナジー・ファイナンスがまとめたデータ は、ホール・フーズ・マーケットやバンク・オブ・ニューヨーク・メロ ン、スターバックス、インテルなどが2010年の風力エネルギーの大口購 入企業だったことを示している。

IHSエマージング・エナジー・リサーチのアソシエートディレク ター、マット・カプラン氏は、「米国で今入手可能な低コストの再生可 能エネルギーが風力だ。全体的にかなり成熟した再生可能なエネルギー 源として風力が浮上している。今や米国では発電の主流のようにも見な されている。3、4年前には考えられなかったことであり、業界は大き な進歩を遂げている」と述べた。

原題:Google Runs Computers on Wind Power While Betting on Sun: Energy

--取材協力:Nathaniel Bullard.

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