アジア株:3日続落-ギリシャ債務スワップ懸念や豪成長率で

7日のアジア株式相場は3日続落。 このまま引ければMSCIアジア太平洋指数は1カ月ぶりの安値とな る。ギリシャ債務スワップをめぐる懸念に加え、昨年10-12月(第4四 半期)のユーロ圏経済がマイナス成長となったことが嫌気された。オー ストラリアの経済成長率も市場予想を下回った。

ソニーが下落。金属価格値下がりで豪産金会社ニュークレスト・マ イニングはシドニー市場で3.8%下げた。中国人寿保険は香港市場 で5.4%安。昨年の利益が最大5割減少したもようだとの発表が響い た。

中国工商銀行株の売買が活発化した。同行の株式売却禁止期間が終 了したことから、米ゴールドマン・サックス・グループは保有している 工商銀株を売却する権利があるとの見方を工商銀が示したことを反映し た。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時8分現在、前日 比0.8%安の124.51。このままいくと終値は2月3日以来の安値とな る。同指数を構成する10業種全てが値下がり。騰落銘柄比率は上昇1に 対し下落が2余り。日経平均株価は同61円57銭(0.6%)安の9576円6 銭で引けた。

みずほ信託銀行の浅岡均シニアストラテジストは、急速な相場上昇 後の調整を目の当たりにしていると指摘した上で、ギリシャが国債償還 期日の20日をなんとか乗り切るまで欧州からのニュースに対し市場は引 き続き敏感だろうと述べた。

--取材協力:Norie Kuboyama、Satoshi Kawano.

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