英バークレイズと米JPモルガンが首位-世界の商品デリバティブ取引

世界の商品デリバティブ(金融派生 商品)取引で英バークレイズと米JPモルガン・チェースが首位に立っ た。長年首位だったゴールドマン・サックス・グループとモルガン・ス タンレーに追い付いた。

グリニッジ・アソシエーツの企業財務担当者調査によると、バーク レイズとJPモルガンはエネルギー・デリバティブを店頭取引で利用す る顧客のシェアでゴールドマンと並び、モルガン・スタンレーを抜い た。金属デリバティブではJPモルガンが60%と圧倒的な強さを見せ た。

調査報告を執筆したグリニッジ・アソシエーツのコンサルタント、 アンドルー・アワッド氏は6日、電話インタビューで「JPモルガンと バークレイズは長期的な傾向からするとモルガン・スタンレー、ゴール ドマン・サックスに並んだ」と述べた。

ブライス・マスターズ氏(ニューヨーク在勤)が率いるJPモルガ ンの世界商品事業部門とロジャー・ジョーンズ氏(ロンドン在勤)が率 いるバークレイズの商品部門は、買収と人員増により事業拡充を進めて きた。JPモルガンは2010年に、英ロイヤル・バンク・オブ・スコット ランドと米センプラ・エナジーの合弁事業であるRBSセンプラから資 産を買収した。バークレイズは英BPから7人の販売担当者を引き抜き 北米の石油・ガス現物市場での存在感を高めてきた。

エネルギー・デリバティブでは、バークレイズ、ゴールドマン・サ ックス、JPモルガンがそれぞれ市場浸透率41%で並んだ。モルガン・ スタンレーは37%。金属デリバティブを利用したヘッジ取引では、バー クレイズを選んだ担当者が35%、モルガン・スタンレーは22%、ゴール ドマン・サックスは21%。一部の会社は複数の投資銀行を使って商品デ リバティブ取引を行っている。

原題:Barclays, JPMorgan Win Commodity-Trading Business, Survey Finds

--取材協力:Michael J. Moore、Claudia Carpenter.

淡路毅 +81-3-3201-2107 tawaji@bloomberg.net

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