米トウモロコシ消費:家畜が自動車を上回る見通し

米国では飼料が燃料を抜きトウモロ コシ消費のうち最大の割合を占めると予想される。エタノール需要が鈍 化する一方、トウモロコシ生産が過去最高水準に達しているためだ。

BGOVバロメーターは、米農務省のデータを基に、収穫高のうち エタノール生産に利用されるトウモロコシの割合が2012年9月-13年8 月に35%と、今年の40%から低下する見通しであることを示す。11年 と12年にはエタノールがトウモロコシ消費のうち最大の割合を占めると みられるが、その後は飼料向けが再びエタノール向けを上回ると予想さ れる。米議会では連邦政府によるバイオ燃料向け補助金の廃止を求める 声が和らぐ可能性がある。議員の一部は補助金がトウモロコシ供給の減 少や食料価格の上昇につながっていると主張している。

アイオワ州立大学のエネルギーエコノミスト、ブルース・バブコッ ク氏は電子メールで「エタノールの伸びは鈍化するはずなので、生産が 増加すれば食料対燃料の議論はしばらくの間、収まるだろう」との見方 を示した。

エタノール生産は、連邦政府による再生可能燃料の利用基準の適用 や補助金支給を背景に02年以降、6倍以上に増加している。議会ではこ れらの政策について再検討が進められている。

原題:Cows Use More Corn Than Cars as Fuel Need Slows: BGOV Barometer

--取材協力:Steve Stroth.

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