米デルタ航空:11年の日米間の旅客輸送許容量は前年比20%増(1)

米デルタ航空のアジア太平洋地区 担当のヴィネイ・デューベ上級副社長は7日、都内で開催した戦略説 明会議で、2011年の日本と北米間の旅客輸送容量は前年比20%増だ ったことを明らかにした。今後も太平洋地域は高い成長率が期待でき るとして、日本を中心に積極的に事業強化策に乗り出す。

デューベ上級副社長は、12年以降も太平洋路線は高い成長が望 める最重要の路線のひとつと位置付けていると強調。同社の発表資料 では、11年の日本-北米間の旅客輸送容量シェアは30%と米航空会 社としては首位。

一方、今後も日本でのシェアを維持する方策として、日本とアジ アでは業種にこだわらず、様々な企業との協業範囲を拡大するなどと した戦略方針を示した。提携先としては、アメリカン・エキスプレス、 シティカード・ジャパン、メジャー・リーグ・ベースボールなど複数 社を挙げた。

さらに、ビジネスクラスシートを一部フルフラットが可能な最新 型に刷新するなどのサービスで、快適性と利便性を高めるなどの成果 を発表した。同社はまた、総額100万ドル以上の寄付を含む東日本大 震災をめぐる復興支援活動も加えて発表した。

全日本空輸や日本航空がそれぞれの航空連合の加盟社と共同事 業などに積極的に取り組む姿勢を示す中で、デルタ航空は昨年以来、 国内3位の航空会社のスカイマークとのマイレージプログラムで提 携している。デルタもスカイマークとの間で提携範囲の拡大の検討余 地はあるのかとの記者の問いに対し、デューベ副社長は「現時点では 発表できるようなものは何もない」と述べるにとどめた。

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