香港株(終了):3日続落-ギリシャの債務交換めぐり懸念くすぶる

香港株式相場は3日続落。ギリシャ が債務交換に失敗し、同国向け支援の実現が脅かされるとの懸念がくす ぶる中、ハンセン指数の3日間の下落率は昨年11月以来の大きさとなっ た。

ギリシャのピレウス港でコンテナ施設を運営する中遠太平洋(コス コ・パシフィック、1199 HK)は1.3%安。中国工商銀行(1398 HK) は1.1%値下がりした。同行株の売却禁止期間が終了したことで、米ゴ ールドマン・サックス・グループには保有する工商銀株を売却する権利 があるとの見方を工商銀が示したことが手掛かりとなった。

中国の保険最大手、中国人寿保険(2628 HK)は6.1%下落。昨年の 利益が最大5割減少したもようだとの発表が響いた。複合企業のハチソ ン・ワンポア(13 HK)や英銀HSBCホールディングス(5 HK)も下 げた。

ハンセン指数は前日比178.47ポイント(0.9%)安の20627.78で終 了。ハンセン中国企業株(H株)指数は1.3%安の10976.49で引けた。

RBCインベストメント・マネジメント(アジア)で運用に携わる 武田洋二氏(香港在勤)は、市場には健全な調整が必要だとした上で、 米国で景気回復の兆候が続いており大幅な下げは予想していないと語っ た。ギリシャ問題については、債券市場が非常に安定しているため、債 務交換を乗り切れるようだと述べた。

原題:Hong Kong Stocks Decline a Third Day on Greek Debt-Swap Concern(抜粋)

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