商品相場が年初来最大の下げ、景気減速で「パニック」売り

6日の商品相場は今年に入って最大 の下げとなった。世界的な景気減速で原材料需要が落ち込む兆候を受け て売りが広がった。

商品24銘柄で構成されるスタンダード・アンド・プアーズ(S& P)のGSCIスポット指数は1.5%下落し692.61で終了。昨年12月14 日来最大の下落率を記録した。下げの中心はアラビカコーヒーで、2010 年10月以来の安値を付けた。鉛は一時4.1%安。金は5週間ぶりの安値 を付けた。

6日公表の統計によると、欧州経済は昨年10-12月(第4四半期) に縮小し、2月の英小売売上高は2カ月連続で減少した。アルミや綿、 大豆などの消費量が世界最大の中国は5日、経済成長率目標を下方修正 した。INTL・FCストーンは5日、世界景気減速で商品相場が「大 幅」調整局面に見舞われる可能性があると予測した。

PVMフューチャーズのブローカー、ハリー・デニー氏は電話イン タビューで「全体的にパニック状態となっている」と述べ、「中国は商 品相場に極めて重要だ。景気減速が来ることは分かっていたが、それを 実際に聞いて多くの人々が慌て出した」と指摘した。

INTL・FCストーンのアナリスト、エドワード・メイア氏は6 日の電話インタビューで、商品相場の「勢いは損なわれた」と述べ、 「好材料は全て織り込まれたようだ」と指摘。4月前半までには今年の 高値から10%下落する可能性があると語った。

原題:Commodities Plunge Most in 2012 as Slowdown Spurs ‘Panic’ Sales (抜粋)

--取材協力:Joe Richter、Millie Munshi.

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