NY原油:反落、2週間ぶり安値-EUがイランに交渉申し出

ニューヨーク原油先物相場は反落 し、2週間ぶりの安値となった。欧州連合(EU)がイランの核開発プ ログラムをめぐり、同国に交渉再開を申し出たことから、中東を舞台に した武力紛争への不安が和らいだ。

EUのアシュトン外交安全保障上級代表は中国とフランス、ドイ ツ、ロシア、英国、米国を代表して声明を発表し、イランの核問題の交 渉責任者に会談を求めた。核プログラムに関する疑問をイランが解消す る内容の合意を目指す。ユーロ圏経済が昨年10-12月(第4四半期)に マイナス成長となったことや、ギリシャの債務交換が実現しないとの懸 念も、商品全般が売られる要因になった。

PFGベスト(シカゴ)アナリスト、フィル・フリン氏は「原油は 景気懸念を背景に軟調な動きが先行していたが、他の商品に比べるとま だ持ちこたえた方だ」と指摘。「EUがイランとの交渉の用意があると 発表したとたんに、本格的に下げ始めた。何らかの進展を示唆するもの は何であれ価格を押し下げる材料になる」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前日 比2.02ドル(1.89%)安の1バレル=104.70ドルで終了。終値では先 月17日以来の安値となった。年初からは5.9%値上がりしている。

原題:Oil Falls to Two-Week Low as EU Offers to Restart Iran Talks

--取材協力:Grant Smith、Margaret Talev、Kate Andersen Brower.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE