ブラジル:2011年成長率2.7%に鈍化-中国・インドを下回る

ブラジル経済は昨年に2003年以降 で2番目に低い成長率となった。利上げに加え、昨年7月に12年ぶり高 値を付けた自国通貨レアルの上昇が響き、同じく新興市場国の中国やイ ンドを下回る成長ペースとなった。

ブラジル地理統計院(IBGE)が6日発表した11年の国内総生産 (GDP)は前年比2.7%増加。ブルームバーグがまとめたエコノミス ト32人の調査中央値では2.8%増が見込まれていた。昨年10-12月(第 4四半期)のGDPは前期比で0.3%増加した。

GDP統計の内容は、経済成長が能力を下回る状況になっていると のブラジル中央銀行のトンビニ総裁の見方を裏付けるもので、同中銀が 7日の政策決定会合で利下げペースを加速させるとの観測を強めた。マ ンテガ財務相は先月、今年7-12月(下期)には成長が加速し、年率 5%強に達するとの見通しを示していた。

ゴールドマン・サックスの南米チーフエコノミスト、アルベルト・ ラモス氏(ニューヨーク在勤)は統計発表前の電話インタビューで、 「GDP統計は潜在成長率と比較すると失望する内容だ」とし、「潜在 成長率を高める点において、ブラジルはこの課題に着手さえしていな い」と付け加えた。

原題:Brazil Growth of 2.7% in 2011 Underperforms BRIC Peers: Economy (抜粋)

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