アジア株:下落-金属相場の値下がりや中国の成長鈍化を懸念

6日のアジア株式相場は下落。この まま推移すると指標のMSCIアジア太平洋指数は2日間の値下がりと しては2カ月ぶりの大きさになる。米国の製造業受注額の減少や中国の 成長鈍化見通しを受け、鉱山会社や機械メーカーの業績見通しが悪化し た。

オーストラリア最大の鉱山会社BHPビリトンは金属相場の下落を 嫌気して2.3%安。ファナックも安い。中国工商銀行は香港市場で3.3% 値下がりした。米ゴールドマン・サックス・グループが保有する工商銀 株を「大量」に売却する可能性があると香港英字紙サウスチャイナ・モ ーニング・ポスト(SCMP)が報じたことがマイナス材料。

生命保険会社AIAグループは香港市場で8.2%安。親会社のアメ リカン・インターナショナル・グループ(AIG)がAIA株を売却す る計画を示したことが嫌気された。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時10分現在、前日 比1.1%安の125.50。前日は1%下げた。日経平均株価は前日比60円96 銭(0.6%)安の9637円63銭で引けた。

ベアリング・アセット・マネジメント(アジア)で域内のマルチア セット戦略責任者を務めるキエム・ドゥ氏は「市場は過去数カ月にわた る上昇分を消化しつつある」とした上で。「中国は減速している。米国 は成長しているが、緩やかなペースだ」と語った。

原題:Asia Stocks Set for Two-Day Drop as Metals Slide on China Growth(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE