ブラジル株:5カ月ぶり大幅安-経済成長鈍化や商品相場安で

6日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が5カ月ぶり大幅安。昨年の同国経済がこの8年間で2 番目に低い成長率にとどまったことや、ユーロ圏経済が昨年10-12月 (第4四半期)にマイナス成長となったことが響いた。商品相場安を背 景に資源株が売られた。

鉄鉱石生産最大手のヴァーレは4.4%安。金属相場安に加え、税金 の未払い問題に関連して16億レアルを請求されたと明らかにしたことが 響いた。中南米の鉄道最大手オール・アメリカ・ラティーナ・ロジステ ィカは1.5%値下がり。当局への届け出によれば、同社の昨年10-12月 (第4四半期)決算は純損益が3250万レアルの赤字となった。

ボベスパ指数は前日比2.8%安の65114.15で終了。1日の下落率と しては昨年10月3日以来の大きさとなった。指数構成銘柄のうち下落 が66銘柄、上昇は4銘柄。通貨レアルは1.1%安の1ドル=1.7584レア ル。

ヘッジファンドのテオリカ・インベスチメントスのパートナー、ロ ジェリオ・フレイタス氏(リオデジャネイロ在勤)は電話取材で、「全 世界で弱めの経済指標が続いており、今年に入って市場に広がっていた 楽観論を支えていない」と指摘。「ブラジルの指標も景気が減速し、政 府の期待を下回る成長ペースとなっていることを示している」と述べ た。

ブラジル地理統計院(IBGE)が6日発表した2011年の国内総生 産(GDP)は前年比2.7%増加した。ブルームバーグがまとめたエコ ノミスト32人の調査中央値では2.8%増が見込まれていた。

原題:Bovespa Tumbles as Brazil Economic Growth Slows, Europe Shrinks (抜粋)

--取材協力:Karen Eeuwens、Zachary Tracer.

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