ブラジル株:下落-中国成長目標引き下げで輸出への影響懸念

5日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が3週間ぶりの大幅安。ブラジル最大の貿易相手国であ る中国が経済成長目標を引き下げ、同国の景気鈍化がブラジルの輸出産 業に打撃を与えるとの懸念が広がった。

金属相場安を背景に中国が最大の輸出市場である鉄鉱石生産最大手 のヴァーレは2.9%、同業のMMXミネラサン・エ・メタリコスは4.1% それぞれ下落。オンライン小売りのB2Wコンパニア・グローバル・ ド・バレジョは2.6%値下がりし、内需関連株の下げを主導した。エコ ノミストが3週連続で2013年の国内インフレ見通しを引き上げたことが 響いた。

ボベスパ指数は前週末比1.2%安の66964.03で終了。指数構成銘柄 のうち下落が46銘柄、上昇は23銘柄。通貨レアルは0.5%安の1ドル =1.7395レアル。

オレン・インベスチメントス(リオデジャネイロ)で約2億5000万 レアル相当の資産の管理・運用に携わるグスタボ・メンドンカ氏は電話 取材で、「中国の成長目標の引き下げは、鉱業など特に中国向け輸出へ の依存度が高い商品関連株にとってマイナス材料だ」と指摘した。

ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に2日に実施した 調査結果(5日公表)によれば、13年の消費者物価上昇率の予想中央値 は5.2%と、前週の5.11%および前々週の5.02%を上回った。中銀はイ ンフレ目標を4.5%プラスマイナス2ポイントに設定している。

原題:Bovespa Drops as Slower China Growth Seen Hurting Brazil Exports (抜粋)

--取材協力:Zachary Tracer.

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