欧州株:反落、中国の成長率目標引き下げ響く-リオが安い

5日の欧州株式相場は3営業日ぶり に下落。中国が経済成長率目標を引き下げたことや、ユーロ圏の総合景 気指数(改定値)が速報値以上の縮小を示したことが影響した。

銅価格の下落を背景に資源大手の英豪系リオ・ティント・グループ が安い。ドイツの鉄鋼メーカー、ザルツギッターは業績見通しをめぐる 不透明性が嫌気され売り込まれた。一方、英石油会社BPは上昇。同社 は2010年のメキシコ湾原油流出事故で被害を受けた事業者や個人と78億 ドル(約6350億円)で和解した。

ストックス欧州600指数は前週末比0.6%安の265.56で終了。一時は 1%値下がりする場面もあった。先週は週間で0.9%上昇していた。

バークレイズ・キャピタルの株式ストラテジスト、エドムンド・シ ング氏(ロンドン在勤)は「株式市場はこのところ上昇していたため、 一服感が出るようになった」と指摘。「景気に対する悲観的な見方は昨 年末時点よりもやや後退しているが、この先は一段と明るい内容のマク ロ経済指標が必要になる。今年の欧州の成長は予想していない」と述べ た。

この日の西欧市場では、18カ国中スイスとアイスランドを除く16カ 国で主要株価指数が下落。リオ・ティントは3.9%安の3422ペンス。ロ ンドンの銅相場は2営業日続落した。ザルツギッターは5.4%下落 の42.88ユーロ。同社はソブリン債危機が主要なリスクであることを理 由に、業績見通しを示すことは不可能だと発表した。一方、BP は1.6%高の504.6ペンスで引けた。

原題:Stocks Drop in Europe as China Cuts Forecast for Economic Growth

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