米財務省はボルカールールの適切なバランス達成に尽力

米財務省のミラー次官補は銀行の自 己勘定取引を制限するボルカールールについて、マーケットメーキング (値付け)活動を認めつつ、金融市場の安全性を保つためのバランスを 模索することに尽力していると述べた。

大統領から国内金融担当の財務次官に指名されているミラー次官補 は5日にワシントンで講演し、当局は「最終的にルールの正当なバラン スを達成することを目指している」と言明した。

また、「値付けの果たす役割」を評価しているとしたうえで、「厚 みと流動性のある市場の重要性を認識している。市場が困難な状況にあ るときには特に、積極的に買いのポジションをとる投資家の存在が欠か せない」と語った。

ボルカー元連邦準備制度理事会(FRB)議長にちなんで名付けら れた同ルールは、銀行の預金をリスクにさらす自己勘定取引の実施を制 限することが狙い。2010年に成立した金融規制改革法(ドッド・フラン ク法)に盛り込まれた。

金融業界はボルカールールを含むドッド・フランク法の一部に反対 の姿勢を示している。先月終了した意見募集期間中に、同ルールにはド ッド・フランク法の条項の中で最も多い1万7000通の意見書が寄せられ た。

原題:Treasury Is Seeking Right Balance in Volcker Rule, Miller Says (抜粋)

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