独メルケル政権、ファイアウオールで妥協の用意-ウェルト紙

ドイツのメルケル政権は、債務危機 拡大を防ぐユーロ圏のファイアウオール(防火壁)の規模を5000億ユー ロ(約53兆6300億円)から拡大させる方向で妥協する用意がある。独紙 ウェルトが報じた。

ドイツの当局者らは今まで、恒久的な救済基金である欧州安定化メ カニズム(ESM)を従来合意から拡大する必要はないと主張してきた が、他の欧州連合(EU)加盟国や国際通貨基金(IMF)、米国が規 模拡大を働き掛ける中で抵抗できないとの結論に達した。同紙が複数の 政府当局者を引用して報じた。当局者の名前は示していない。

国際社会には7月に発足するESMを暫定的な欧州金融安定ファシ リティー(EFSF)と並存させるべきだとの議論がある。ドイツが引 き続き阻止を目指しているこの方法の場合、ファイアウオールの規模 は9400億ユーロ(約100兆円)となるとウェルト紙は指摘している。

ドイツ政府が望んでいる妥協案は、ESMが5000億ユーロ全額を利 用することを認め、EFSFが既に融資を決めている2000億ユーロと合 わせて全体を7000億ユーロにする案だという。

原題:Merkel’s Government Open to Firewall Compromise, Die Welt Says

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