欧州国債の保証料が上昇、ギリシャ債交換に参加不十分の恐れ

5日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場で欧州諸国のソブリン債を保証するコストが上昇 し、約7週間ぶり水準に達した。ギリシャの債務交換に応じる投資家は 不十分な割合に終わるとの懸念が背景。

BNPパリバによると、西欧の国債15銘柄のCDSスプレッドから 成るマークイットiTraxx・SovX西欧指数はロンドン時間午 前10時46分(日本時間午後7時46分)現在、4.5ベーシスポイント(b p、1bp=0.01%)上昇の349.5bp。スプレッド上昇は信用の質が 劣化したとの認識を示唆する。

CMAによれば、ギリシャ国債1000万ドル相当を5年間保証するコ ストは前払い760万ドルに年間10万ドル。これは保証期間内のデフォル ト(債務不履行)確率98%を示唆している。

ギリシャのデフォルト回避に向けた民間部門関与(PSI)である 債務交換に投資家が応じる期限は8日。十分な参加が得られずにギリシ ャが集団行動条項(CAC)を発動し、債券保有者に損失受け入れを強 要するとの懸念が高まりつつある。

ニューエッジ・グループのストラテジスト、ビル・ブレーン氏(ロ ンドン在勤)は「無秩序なデフォルトの可能性もあるが、CAC発動の 可能性の方が高いと思う」と述べた。その上で、「最悪のシナリオは PSIがCACを発動させるのに十分な水準にも至らず、ギリシャが単 純にデフォルトすることだ」と指摘した。

原題:Greek Debt Swap Concern Triggers Rise in Sovereign Default Risk

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