米ヘッジファンドの農産物買い越し、5カ月ぶり高水準

米投機家による農産物相場上昇を見 込む買い越しが5カ月ぶりの高水準に増加した。世界の需要が過去最高 水準に拡大する中で、南米での干ばつの影響により大豆やトウモロコ シ、砂糖の供給が抑制されるとの見通しが強まっていることが要因。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、農産物11銘 柄の先物とオプションの買い越しは2月28日終了週に26%増の60万7721 枚となった。トウモロコシの買い越しは過去8週間で最大の増加を示 し、砂糖は昨年8月以来の高水準に達した。大豆は5カ月ぶりの高水準 だった。

イランの核開発プログラムをめぐる同国への制裁措置の影響で原油 供給に支障が出ているほか、南米の天候の影響により穀物に被害が及ん でいるため、ヘッジファンドなどの投機家は商品投資に関して昨年9月 以降で最も強気な姿勢を示している。

約112億ドル相当の資産を運用するマン・インベストメンツUSA の新興市場・商品調査責任者、オズワルド・カナボシオ氏(ニューヨー ク在勤)は「天候に加え、供給に被害が出ているとの見方」が相場を押 し上げていると指摘。「米国以外の地域が需給力学の重要なけん引役と なるパターンが続いている」と述べた。

--取材協力:James G. Neuger.

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:

堀江 広美 Hiromi Horie +81-3-3201-8913 hhorie@bloomberg.net

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