ロンドン金融界の求人:2月は前年比38%減

ロンドンの金融サービス業界の求人 数が2月に前年同月比で38%減少した。欧州のソブリン債危機の影響で 信頼感が低下したことが背景にある。英人材あっせん会社アストベリ ー・マースデンの調査で明らかになった。

アストベリー・マースデンが5日に発表した文書によると、ロンド ンの金融街シティーとカナリーワーフの新規求人数は2月に3585人と、 前年同月の5800人から減少した。

同社のマーク・キャメロン最高執行責任者(COO)は文書で「シ ティーのトレーディングの状況は依然として非常に厳しいが、数カ月間 の混乱の後、雇用市場が安定しつつある明確な兆しが見られる」と指 摘。「ユーロ圏の危機が銀行業界のセンチメントに及ぼす影響につい て、過大評価するのは困難だ」と述べた。

英政府が出資するロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グル ープ(RBS)は1月に4800人を削減する計画を発表。市場の変動性と 英国の規制強化を理由として挙げた。英国最大の銀行、HSBCホール ディングスは昨年、3万人を削減する方針を示した。

堀江 広美 Hiromi Horie +81-3-3201-8913 hhorie@bloomberg.net

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