オバマ米大統領:イラン核開発阻止のため武力行使も辞さない

オバマ米大統領は、米国はイランの 核兵器開発を阻止するため、軍事力の行使も辞さないと述べる一方で、 外交や制裁が効果を発揮する時間的余地も残されているとの認識を示し た。

大統領はワシントンで開かれた米国最大のイスラエル支持団体「ア メリカ・イスラエル公共問題委員会(AIPAC)」の会議で、イラン の核武装は米国やイスラエルの安全保障を脅かし、地域での軍拡競争を 引き起こすとの見解を示した。また、経済制裁を含めた国際的圧力は、 イラン指導部を孤立化と分裂に追い込んでいると述べた。

大統領は「イランの指導者らは、私が封じ込め政策ではなく、イラ ンが核兵器を入手するのを阻止する政策を実施していることを知るべき だ」と指摘。「それに大統領就任以来、何度も明確にしてきたが、米国 とその権益を守るため、必要な時には武力行使も辞さない」と述べた。

イランの核開発計画を阻止するための軍事力行使の是非やタイミン グは、イスラエル・パレスチナの和平プロセスに代わり、米・イスラエ 関係での主要課題になっている。オバマ大統領の講演は、ホワイトハウ スでのイスラエルのネタニヤフ首相との会談の前夜に行われた。同首相 もAIPACで講演する。オバマ大統領は34分間の講演で、イランが米 国の攻撃を引き起こす「越えてはならない一線」については明示しなか った。

原題:Obama Says U.S. Won’t Hesitate to Use Force to Stop Iran (3)

--取材協力:Jonathan Ferziger、Indira A.R. Lakshmanan、Shobhana Chandra、Jonathan Tirone、Julie Hirschfeld Davis、Joe Sobczyk.

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 亀山律子 +81-3-3201-7441 rkameyama@bloomberg.net Editor:角田正美

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE