アジア勢の2月米自動車販売:トヨタが好調、プリウス寄与

トヨタ自動車は2月の米自動車販売 台数が予想を上回ったことについてハイブリッド車「プリウス」が寄与 したと指摘し、燃料高を背景に3月も販売を押し上げると予想した。同 社は今年、米市場でプリウスの過去最高の販売達成を目指している。

トヨタの1日の発表によると、2月の販売台数の伸び率は12%と、 ブルームバーグがまとめたアナリスト7人の予想平均8.2%を上回っ た。プリウスの販売台数は52%増の2万593台と、約4年ぶりの高水 準。「トヨタ」と「レクサス」のハイブリッド車販売は合わせて60%増 えた。

自動車業界コンサルティング会社ボーム・アンド・アソシエーツの プリンシパル、アラン・ボーム氏は「トヨタのプリウス販売目標は22万 台だ」とし、「ガソリン価格が夏にかけて高値で推移するとの予想に基 づけば、適切な見方と言える」と述べた。

2月のアジア勢全体の米販売台数は16%増で、トヨタの伸びが寄与 した。米自動車業界分析会社オートデータによると、2月の業界全体の 米自動車販売台数は年率換算で2008年2月以降の最高。ガソリン価格の 上昇で燃費効率の高い車の需要が膨らんだほか、米景気拡大の兆しに伴 いライトトラックの販売が好調だった。

トヨタの先月の販売台数は15万9462台。昨年終わりに発売された 「カムリ」の全面改良モデルの需要もトヨタに追い風となった。先月の 販売台数は27%増だった。

自動車価格情報サイト、米トゥルーカー・ドット・コムのアナリス ト、ジェシー・トプラック氏は電話取材に対し、「トヨタがこの2年で 最高のポジションにあることは間違いない」と述べた。

シェアは低下

オートデータによると、トヨタの2月の市場シェアは13.9%と、前 年同月から0.4ポイント低下した。

2月の米自動車販売ではホンダや日産自動車、韓国のヒュンダイモ ーターカンパニー(現代自動車)、起亜自動車もアナリスト予想を上回 った。

ホンダは12%増の11万157台だった。「シビック」は42%増と大き く伸びた。日産は16%増の10万6731台。アナリスト7人の予想平均はホ ンダが4.5%増、日産が6.1%増だった。

現代自と傘下の起亜自を合わせた販売台数は26%増となり、アナリ スト5人の予想平均19%増を上回った。

オートデータによると、ホンダの2月の市場シェアは9.6%と、前 年同月の9.9%から低下。日産はほぼ横ばいの9.3%。現代自と起亜自を 合わせたシェアは8.4%で、前年同月の7.7%から上昇した。

--取材協力:Craig Trudell. Editors: Jamie Butters, Bill Koenig

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