今週の米指標:2月の非農業雇用は21万人増、失業率横ばいか

米国の2月の雇用者数は、景気拡大 に対する楽観的な見方を反映し、3カ月連続で20万人を超える増加とな るとエコノミストらはみている。

米労働省が9日発表する2月の雇用統計で、非農業部門雇用者数は ブルームバーグがまとめたエコノミスト55人の予想中央値で前月比21万 人増の見込み。1月は9カ月ぶりの大幅な伸びとなる24万3000人増、昨 年12月は20万3000人増だった。予想通りならば、3カ月の増加幅として は約1年ぶりの大きさとなる。失業率はほぼ3年ぶり低水準となった前 月の8.3%から横ばいが予想されている。

RDQエコノミクスのシニアエコノミスト、コンラッド・デクアド ロス氏は「今年の早い時期は、消費者を勇気づける労働市場関連の要素 が多くなっている」と指摘。ただ、「経済成長は緩やかで、年末には失 業率がかなり高い水準にあるだろう。米連邦準備制度理事会(FRB) はこの点を重視している」と述べた。

ブルームバーグの調査によると、2月の非農業部門雇用者数の予想 レンジは前月比13万-27万5000人増。1月は、25万1000人増を記録し た2011年4月以来の大幅な伸びだった。

民間部門の雇用者数は前月比22万人増(29人の予想中央値)の見通 し。1月は同25万7000人増だった。製造業の雇用者数は2万人増(19人 の予想中央値)となるもよう。1月は5万人増だった。

非製造業景況指数、失業保険申請

米労働市場では解雇の動きも弱まっており、景気の先行きに対する 企業の信頼感が改善しているようだ。労働省が8日発表する先週の新規 失業保険申請件数は35万1000件と、08年3月以来の低水準にとどまる見 込みだ。

米供給管理協会(ISM)が5日発表する2月の非製造業総合景況 指数は56.2(52人の予想中央値)に低下すると予想されている。1月 は56.8と、昨年2月以来の高水準だった。非製造業は米経済の約9割を 占める。同指数は50を上回ると活動拡大を示す。

(米経済指標に関する最新情報は、こちらをご覧ください)

原題:Employment Gains Keep Unemployment Steady: U.S. Economy Preview

--取材協力:Cotten Timberlake、Ainhoa Goyeneche.

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