ユンケル議長の発言が波紋、仏大統領「何も言うことはない」

ユーロ圏財務相会合(ユーログルー プ)のユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国庫相)の発言が欧州で波 紋を広げている。同議長は前日、ギリシャの債務交換が失敗した場合に は代替案を用意していると言明していた。

フランスのサルコジ大統領は欧州連合(EU)首脳会議語に記者団 に対し、「この意味不明の宣言について何も言うことはない」と述べ、 フィンランドのカタイネン首相は「第2案などない。債務危機を沈静化 させる方策は決定済みだ」と発言した。

EU各国首脳は、前日のユーロ圏財務相会合でギリシャ第2次救済 策が具体的にまとまったところで、域内債務危機の転換点を宣言した。 債務交換は9日までに完了する予定で、ユーロ圏財務相は9日に電話会 議を持ち、その結果を検証する。

ユンケル議長は前日遅く、記者団に対して代替案を明らかにした が、詳細については言及を避け「代替案は存在する」と述べるにとどめ た。さらに「正式に第1案を発表し、その成功を望むのであれば第2案 について全員に話す必要はない。第1案が機能することを確信してい る」と述べた。

原題:Juncker Baffles European Colleagues With Talk of Greek Plan B

--取材協力:Tony Czuczka、James G. Neuger.

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