JPモルガン:オフショア資金調達図る中国企業は過去最高に

米銀JPモルガン・チェースが抱え るオフショア市場で資金調達を目指す中国企業の予備軍は、不動産開発 会社を中心に1年前の2倍に膨らんでいる。同行の中国投資銀行部門の 方方最高経営責任者(CEO)が明らかにした。

方CEOは1日のインタビューで、「現時点で予備軍は過去最高水 準にある」と述べた上で、「年初から2カ月、債券発行市場は極めて活 発だ。前例のない水準で、株式投資家も戻りつつある」と語った。

中国当局の住宅価格抑制措置で融資などが制限されている不動産各 社は、資金調達先として香港など中国本土外に目を向けている。碧桂園 は先週、最大21億4000万香港ドル(約225億円)規模の増資に向けJP モルガンを起用した。同行は先月にも中国海外発展の5億米ドル (約410億円)規模の社債発行を手掛けた。

方CEOは北京で、「こうした全てが、状態が戻りつつあるという プラスの兆候だ。当行が抱える記録的な予備軍が今年の高い収入につな がることを期待している」と語った。同行が手掛ける取引の詳細は明ら かにしていない。

方CEOはまた、資金調達を目指す不動産開発会社について、「負 債の借り換えに加え、建設コストなどを払い込む必要がある」と指摘。 「各社は今後も資金調達が必要だが、国内市場が閉ざされているためオ フショア市場へ向かうのは当然だ」と述べた。

原題:JPMorgan Has Record China Pipeline, Investment Bank Chief Says(抜粋)

--取材協力:Christine Hah、John Liu.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE