PIMCO旗艦ファンド、2月は680億円流入-運用成績回復で

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)のビル・グロース氏が運用する世界最 大の債券ファンド「トータル・リターン・ファンド」は、運用成績の回 復に伴い2月に8億3500万ドル(約680億円)を集めた。

米調査会社モーニングスターが集計したデータによると、同ファン ドへの資金の純流入は2カ月連続。それまでは3カ月連続で純流出とな っていた。同ファンドでは昨年10-12月(第4四半期)に約30億ドルが 解約され、通年では50億ドルの流出超過だった。

ブルームバーグが集計したデータによれば、運用資産2500億ドル規 模の同ファンドの年初来リターンはプラス2.8%と、競合するファンド の95%を上回る。昨年のリターンはプラス4.2%で、同種のファンドの うち69%を下回る成績だった。グロース氏は米国債相場の上昇機会を逸 したほか、リスクが高めの資産に投資したことが響いた。

PIMCOのウェブサイトによれば、グロース氏は保有資産のうち 米政府・財務省証券の比率を1月末時点で38%に引き上げている。ま た、1日からトータル・リターン・ファンドのETF(上場投資信託) 版の取引が始まった。

原題:Gross’s Pimco Total Return Attracted $835 Million in February(抜粋)

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