米国:一部電力会社が原発売却も、新運転基準導入で-PPL

日本の原子力発電所事故に対応する 米国の新たな原発運転基準が導入されれば、原発1カ所だけを所有する 電力会社は原発売却を迫られる可能性がある-。米エネルギー会社 PPLのウィリアム・スペンス最高経営責任者(CEO)はこう指摘す る。

同CEOはニューヨークのブルームバーグ本社で2月29日にインタ ビューに応じ、新基準は複数の原発を所有する企業に適したものであ り、1カ所だけの原発所有企業は原発の売却を促されることになる公算 が大きいと述べた。ただ、PPLには原発を売却する計画はなく、ペン シルベニア州ハリスバーグの北東113キロの地点にあるサスケハナ原発 を重要な戦略的資産だと見なしているという。

米原子力規制委員会(NRC)は昨年の福島第一原発でのメルトダ ウン(炉心溶融)を受け、米国に104基ある運転中の原子炉の安全性を 改善させる基準を検討している。NRCのデービッド・マッキンタイア 報道官は2月29日、NRCが3月9日までに福島での事故に対応した初 の指示を出すことを電子メールで明らかにした。

原題:Post-Fukushima Rules May Prompt Nuclear Sales, PPL CEO Says (1)

--取材協力:Brian Wingfield.

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