ギリシャCDSは未決着、決定再度行われる公算-グロース氏

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)で世界最大の債券ファンドを運用する ビル・グロース氏は、ギリシャ国債がクレジット・デフォルト・スワッ プ(CDS)の支払い発生を伴うクレジットイベント(信用事由)に該 当するかどうかについて、国際スワップデリバティブ協会(ISDA) があらためて最終的な決定を行う可能性が高いとの見方を示した。

ISDAは1日、ギリシャ第2次支援(1700億ドル=約13兆8000億 円相当)に関連し、欧州中央銀行(ECB)が保有するギリシャ国債を 新発債と交換し、民間国債保有者が受け入れる損失負担を免れることに よっても、CDSの支払いは発生しないとの判断を示した。ISDAの 判定委員会にはPIMCOもメンバーとして加わっている。

グロース氏はこの日、ブルームバーグテレビジョンの番組「サーベ イランス・ミッドデー」の司会者トム・キーン氏とのインタビューで、 「これで決まりではない。今後数日、恐らくは数週間後にISDAの委 員会が再び招集され、最終的な意思決定を行うことになるとわれわれは 考えている」と語った。同氏によれば、PIMCOはギリシャ国債を保 有していない。

ISDAの規定によれば、ギリシャが損失負担を拒否する民間投資 家に集団行動条項(CAC)を発動すれば、CDSの支払いがなお発生 する可能性がある。グロース氏は「これらの技術的な問題が市場全体を 傷つけ、一方が他方に対して不当に扱われることがあれば、CDS市場 に影響が及ぶだろう」と警告した。

原題:Gross Says ISDA Yet to Make Final Call on Greek Default-Swaps

--取材協力:Abigail Moses.

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