ブラジル政府、レアル高阻止で追加措置も-マンテガ財務相

ブラジルのマンテガ財務相は同国通 貨レアル高抑制に向けた追加策を講じる用意があると述べた。レアルは 今年の主要通貨リターンで上位2位。同国は企業による国外からの資金 調達の課税範囲を拡大した。

ブラジル政府は1日、期間3年以下の国外借り入れや海外起債に課 税すると発表した。官報によると、税率は6%で即日実施。従来は最長 2年までの海外での借り入れを課税対象としていた。

マンテガ財務相は、国際的な流動性急増から同国を防衛するために 利用可能な措置として、政府系ファンド(SWF)を利用したドル買 い、中央銀行による現物・先物市場での介入、デリバティブ(金融派生 商品)への課税などを挙げた。同相はレアル高抑制のために外国からの 直接投資に課税する可能性は排除した。

同相は1日にブラジリアで記者団に対し「政府はこの通貨戦争で傍 観者にはならない」と述べ、「政府はレアルの上昇と国内製造業者への 打撃を抑制する措置を引き続き講じる」と言明した。

レアルはサンパウロ時間午後6時4分(日本時間2日午前6時4 分)時点で0.2%高の1ドル=1.7142レアル。

原題:Brazil Readies More Steps to Brake Real Rally, Mantega Says (4) (抜粋)

--取材協力:Josue Leonel、Andre Soliani.

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