米クリーブランド連銀総裁:現在の金融政策スタンスは「適切」

米クリーブランド連銀のピアナルト 総裁は、「現在の金融政策のスタンスは適切だ」と述べ、今年の経済成 長率を2.5%、来年は3%と予想した。

同総裁は1日、クリーブランドで講演。事前に配布された原稿によ ると、今後数年間はインフレ率が2%前後で推移するとの見通しを示し た。さらに「私が予想するような緩慢なペースで景気が回復するとすれ ば」、最大雇用の実現には4-5年かかるだろうと述べた。

ピアナルト総裁は景気見通しに変化が生じた場合は、「2014年終盤 より前でも後でも」利上げに踏み切ることになるだろうと話した。同総 裁は、「今よりも明るい経済成長見通しに基づいて2014年終盤よりも前 に利上げするようになるのが、何よりも好ましい」と述べ、「しかしそ こにはまだ至っていない」と続けた。

金利水準や連邦準備制度理事会(FRB)のバランスシートの規模 を考えても、現在の金利政策は「すでにかなり緩和的だ」と指摘。追加 金融緩和はインフレを誘発することになるものの、政策当局者の行動が 縮小すれば、「すでに緩慢なペースの景気拡大を一段と弱める恐れがあ り」、ディスインフレを引き起こすだろうと述べた。

原題:Pianalto ‘Comfortable’ With Current Monetary Policy Stance (1)

--取材協力:James L Tyson、Paul Badertscher.

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