英中銀マイルズ氏:インフレ鈍化は続く、失業と経済たるみで

イングランド銀行(英中央銀行)金 融政策委員会(MPC)メンバー、デービッド・マイルズ委員は1日、 失業と経済のスラック(たるみ)が引き続き物価上昇を抑制する圧力と して働くとの認識を示した。また、資産買い取り規模をさらに拡大する ことでより正常な金利水準を回復できるとも語った。

マイルズ委員はマンチェスターで講演し、「インフレ率は低下し続 ける公算が大きい。失業や余剰生産能力による下押し圧力で国内要因が 引き起こす物価上昇が抑制され、過去のエネルギーや輸入製品値上がり がもたらす影響がなくなるからだ」と発言。インフレ率へのリスクは目 標とする2%前後で予測対象期間の最後に「総じて均衡化する」との英 中銀の2月の見通しを繰り返した。

英経済は昨年10-12月(第4四半期)にマイナス成長に転じ、キン グ総裁ら9人で構成するMPCは先月9日の会合で、資産買い取りプロ グラムの規模を500億ポンド(約6兆4600億円)拡大することを決定。 マイルズ委員はアダム・ポーゼン委員とともに、これを上回る規模の拡 大を主張した。

マイルズ委員は政策金利については、「積極的な量的緩和を通じ、 より正常な水準に戻せるかもしれない」と述べ、「そうした道筋が経済 にとってより良い選択となる可能性がある」と論じた。

原題:BOE’s Miles Says U.K. Inflation Will Slow on Unemployment (1) (抜粋)

--取材協力:Jennifer Ryan.

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