香港株(終了):ハンセン指数、1カ月ぶり大幅安

香港株式市場は、ハンセン指数が1 カ月ぶりの大幅安となった。バーナンキ米連邦準備制度理事会 (FRB)議長の議会証言で追加緩和への明確な言及がなかったことが 手掛かりになったほか、中国が追加金融緩和しないとの観測が広がっ た。

2月の中国住宅価格が1年7カ月ぶりの大幅下落となったことで、 世茂房地産(813 HK)が10%値下がりするなど、中国の不動産銘柄が売 られた。香港に上場する中国本土の不動産開発会社で最大手の中国海外 発展(688 HK)や、SOHO中国(410 HK)も下落した。

昨年7-12月(上期)決算で損失を計上した香港の不動産開発・金 融サービス会社の国浩集団(53 HK)は3.9%安。香港市場での取引初日 となったカナダのエネルギー開発会社、サンシャイン・オイルサンズ (2012 HK)は3.3%安。

京華山一の調査責任者、キャスター・パン氏(香港在勤)は「米国 経済が回復を続け、中国の製造業活動が引き続き拡大しているため、追 加金融緩和の公算は小さい」と指摘。「最近上昇していた香港株の下落 は極めて正常なことだ」と述べた。

ハンセン指数は前日比292.12ポイント(1.4%)安の21387.96と、 1月30日以来の大きな下落率となった。ハンセン中国企業株(H株)指 数は1.9%安の11602.44で引けた。

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