ソフバンク:900メガ向け基地局前倒し整備-7月25日サービス開始

国内携帯電話3位のソフトバンクは 電波がつながりやすい「プラチナバンド」と呼ばれる900メガヘルツ 帯向けの基地局の設置を計画よりも前倒しして実施する方針だ。孫正 義社長が1日、記者会見で明らかにした。2011年度からの2年間で予 定していた設備投資計画も増額する。

孫社長は会見で、900メガヘルツ帯基地局の設置を「申請したより も早いペースで前倒しする。年末には1.6万をはるかに上回るように する」と述べた。孫社長はまた、700メガヘルツ帯の申請はしない方針 を明らかにした。

同社は、総務省に申請した特定基地局の開設計画で、12年度中に 約1万6000局を設置、16年度中には約4万1000局まで増設、人口カ バー率は99.9%にする予定としていた。

設備投資は11年度からの2年間で1兆円を予定していたが、1000 億円を積み増し、2年間で1兆1000億円とすることを決めた。13年度 には4500億円の設備投資を計画し、11年度からの3年間で計1兆5500 億円とする。

同社は、従来よりも高品質な通信環境の整備を急ぎ、NTTドコ モやKDDIの大手2社に比べて通信品質で不利だった点を解消して、 販売増に結び付けたい考え。

プラチナバンドでのサービスは7月25日から開始する。同社が販 売している、米アップルの「iPhone(アイフォーン)4」や「i Phone4S」、「iPad2」などは900メガヘルツ帯のサービス が利用できる、という。

総務省の電波監理審議会は2月29日に、900メガヘルツ帯の周波 数割り当て先について、ソフトバンクが妥当と答申。これにより同社 に同周波数帯が割り当てられることになり、同社は1日、総務大臣か ら900メガヘルツ帯を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けた。

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